歴史 | 子供の頃はマンガはあまり読ましてもらえませんでしたが、歴史、伝記ものは親としては許容範囲ギリギリみたいなとこがあったみたいで、この手のマンガはけっこう持ってました。でもぉほとんど捨てちゃったみたい。 |
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『王欣太+李學仁(原作)』 | |
「蒼天航路」 講談社 |
三国志にでてくる魏の曹操の物語ですけど、曹操を英雄として歴史を再構築してるって感じですね。中国は史書のような記録が多いですから色々な資料を使ってるんでしょうね。日本人が蜀の劉備を好きな人が多いのはやっぱ司馬遼太郎の影響なのかしらんと思ったりしました。私は元々曹操が好きでしたのでたまらんマンガです。司馬遼の三国志でも曹操の「梅林喉を潤す」のくだりは感激しましたねえ。でもこれ最後までやるとしたら後10年くらいかかるんじゃあないんでしょうか。 |
『森秀樹+酒見賢一/シナリオ協力 久保田千太郎』 | |
「墨攻」 小学館 |
これも面白いですねぇ。春秋戦国から秦へ移行する時期に墨子の弟子が小国の城を守る物語。私が中国物が好きなのは諸星の影響ですが、実際日本の戦国物より中国物のほうがバリエーションといい内容といい面白いですね。 この連載が終わった後は日本の戦国物を描いてますが、いまいちですね、私はですけど。 |
『鄭問(チェン・ウェン) 訳 徳田隆』 | |
講談社 |
春秋・戦国時代のちょー有名な人達の伝記みたいなものです。あまりアレンジはしてないようですがマンガでみると一味違うから不思議だ。出来れば時代順に描いて欲しかったですなあ。それにしてもなんで「東周」なんすかねえ。覇権国として周が落ちぶれたときと春秋がかぶるんですか?分からんですたい。 |