小山ゆう

「がんばれ元気」全 小学館 

マンガは明日のジョーに続く名作なあんていわれてましてテレビアニメにもなりました。でもアニメのほうは不人気で途中打ち切りでしたね。

物語は親子ボクサーの話です。父親が後の世界チャンピオンと死闘の末に事故死します。そいで父親の遺志を継ぐわけですけど、この子供の元気君が強いのさ。デビューから世界戦までオールKO勝ちよん。

「愛がゆく」 小学館

小山マンガでは珍しいSF物です。未来人が現代にやってきて優秀でない祖先を抹殺し始めます。主人公の愛は未来から送られた救世主的存在つーとこですね。これがさぁ合わないのよ、画がさぁ、未来人のカッコが60年代アメリカのTVムービーででてきそうな宇宙服きてるのよ、カッコ悪いわけさ。違和感ありまくりですよ。まぁ作者も二度とSFものは書かないと誓ったのではないでしょうか。
「チェンジ」  小学館

あまりに不幸で短い人生を歩んだ少女に神様が同情して生き返らせてあげます。でも生き返っている時間は神様の寿命と引き換えなので短いんですね。この神様とは思えないような献身的な努力を当の本人に気づかせる過程にこの物語の感動があるんでしょうね。
「スプリンター」全  小学館

財閥の後継者として貧乏人から購入した主人公は英才教育を受けますが実は100m走の才能もあって世界記録を樹立したりする物語っす。100mで10秒をきる人間はなんか違う世界が見える選ばれた人間だ、なんつう宗教的側面を見せつつ、最終回誰も破れない記録を命と引き換えに出したのか出さないのかよく分からないような形で終わります。明日のジョー風終局ですね。
「お〜い竜馬」 全23 原作 武田鉄矢 小学館

坂本竜馬好きとして知られる俳優の武田鉄矢が原作ですね。結構独自の解釈なんかが入ってて面白いすね。まぁ23巻でも足りなかったんでしょうな、最後のほうはドタバタで歴史読本みたいになってるのが悲しい、でも歴史のお勉強になって良かったっす。
「あずみ」  小学館

江戸とか戦国時代にありがちな忍者の物語ですかねえ。ハーフで美人でメチャクチャ強い女の子っていうのがミソっすね。しかし、ハーフってあんた。