「炎の転校生」全 小学館 | |
影の教育委員会と訳の分からない校風をもつ学校との戦いのドラマ。ギャグですけど。何に対しても全力を尽くす主人公には心を打たれますなあ。 | |
「燃えるV」 小学館 | |
テニスで道場破りをする主人公がプロテニスプレーヤーのほうが儲かりまっせといわれてプロを目指しグランドスラムを達成するストーリー。点数で15−30の次が45ではなく40なのは納得がいかず先生と殴り合いをするとこなんざぁ最高です。 | |
「仮面ボクサー」 徳間書店 | |
悪の組織がボクシングコミッショナーを乗っ取り改造した仮面のボクサーを次々と送り込みますが、正義の仮面ボクサーが立ちはだかり返り討ちにするストーリー。仮面ライダーと同じ改造人間(カマキリとかクモ)が出るのでまったくボクシングになりません。だから面白いのかしらん。 | |
「無謀キャプテン」 徳間書店 | |
とびらに「たとえそれが墓穴でも、掘らねばならぬときがある」とある。私はこれだけで笑っちゃいました。突然柔道部キャプテンとなった主人公はまず受け身の指導を受けますが、こう言います。「受け身の練習など、かえって技にかかるようなもの」と。だから無謀キャプテン。う〜ん、面白いぞ島本。 | |
「ザ・島本」 徳間書店 | |
炎の転校生番外編と短編が3っつ収録された単行本ですけど表紙に「島本和彦初期短編集」とあります。初期にしては絵がこなれてますねえ、最近の作品じゃあないのかしら。最後のほうに島本和彦全作品リストつ〜のがついてます。読んでないものが多かったですが題名だけでどんなものか分かってしまう。絶対同じパターンの作品だね全部。でも面白いからいい。 | |
「炎のニンジャマン」 小学館 | |
またまた学園ヒーローもので、こんどは忍者っす。忍者の末裔が学校で忍術忍法部っていうのを作ります。生徒会がそんな聞いた事も無い部は認めないつってもめるんですけど、他の学校にも同じ部がやっぱあって全日本忍者選手権でお互いに忍術を競い合ったりします。登場人物すべて真剣にやってるのが滑稽っす。 | |
「オンセンマン」 角川書店 | |
200年に一度現れる伝説の勇者オンセンマンは疲れた人を見つけるとお風呂のお湯を温泉にしてあげたりする、あんまり疲れていない人には温泉まんじゅうで済ませたりもするが基本的に疲れた人を癒すためのヒーローという設定です。島本はとにかくやる気だけは人並み以上という主人公を書きますので、島本マンガの必然的到達点としてのヒーローマンガですね。と書くと完成度の高い作品みたいに聞こえるでしょうけどそうでもないです。思い付きで書いてるような気がしますねえ。 |