「キラキラ」全G 講談社 | |
エリートコースを進む平凡な高校生がタレント高校へ転入、芸能人のお姉さん達とお友達になっていく物語。とここまではよくあるお話なんですけど、運よくアイドル歌手とお付き合いをはじめるとこから急展開、まったく別もののマンガへと変貌していきます。なんていうんすかねえ、成長する男の子の内面とそれを憧れの対象としてみる成長期の女の子。このコントラストが絶妙っすね。 男性向け欲求昇華型ストーリーですが、これ女性が読んでも面白いそうです。 |
|
「さくらの唄」全B 講談社 | |
安達哲 面目躍如と思いました強烈ですね、このストーリー。両親を亡くした姉と弟が地上げ屋の親戚に引き取られるんすけど、この地上げ屋さん政治的権力を持ってまして、まず弟の担任女教師を弟にあてがってあげます。それから、憧れの同級生も手をつけようとするし、最後は姉にまで手を出します。結局地上げ屋さんは莫大な財産を残して死んじゃうんですけど、残された兄弟は何故かセックスしたりしてます。最終的に青年期に凄まじい体験をした弟は画家として成功をおさめるという結論なんですが、画家として成功するために必要な経験とは何かについて描きたかったのかしらん、などと考えるのは深読みのし過ぎですかねえ。 | |
「お天気お姉さん」全G 講談社 | |
天気予報を読むだけのお姉さんに何故か人気が出たり、衣装が派手になっていく傾向をパロったのでしょうか、スーパーなお天気お姉さんの破天荒な生きざまを、さえない浪人生と対比しつつ最終的にゴールインするまでを描く、まぁギャグマンガですね。 |